第3章 .届かない想い
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数分後には村中の人々が井戸端会議をする村の公民館的な所に集まっていた
村長「これ!静かにせい!」
「村長さん一体全体何があったんだい?」
「こんな時間にみんなを集めてよぉ」
「夕飯の時間だってのに」
村長「文句のある奴は話を聞いてからにしなんか!!!」
村長はそうみんなに怒鳴るとあたりは先程までとは打って変わって静まり返った
そして村長はこちらに目を向けた
その目は「言えるか?」とそう聞いているようだった
クムユ「皆さん、こんな時間に集まっていただきありがとうございます!
実は皆さんに協力して欲しいことがあります!」
「協力って何をだいクムユちゃん?」
クムユ「...七都の、七都の捜索を一緒にお願いしたいんです!!」
今の私の顔はどれくらい必死な顔をしているのだろう
きっと酷い顔をしているんだろう
でも、それほどまでに七都は私にとって大切な大切な存在であったのだ
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