第12章 記憶喪失少女×幼馴染男子
流「ちょっとこっち来い」
雪「はい」
流「いつ自分が記憶喪失って気づいた?」
雪「研究所に居た時です」
流「で、その言葉をいつ知った?」
雪「…ずっと研究所に居てても勉強はしました。その時に記憶喪失と言う言葉が私にそっくり当てはまったのでそうでは無いかと思いました」
流「はぁ〜ヤバイな」
雪「何がですか?」
流「記憶は戻らない方が良いかも知れない」
雪「何でそんな事言うんですか!戻った方が良いに決まってるじゃ無いですか!私にはどんな友達が居たとか全く覚えて無いんですよ!」
流「それは…忘れられた人も悲しいけどな!その記憶を失った理由がそれよりも悲しいんだよ!」
雪「やっぱり私達何処かで会ってる。あなたは誰?私の何を知ってるの?」