第12章 記憶喪失少女×幼馴染男子
博士(あの子はな記憶喪失なんだ)
流「は?記憶喪失?」
博士(ある事件があってな。君は確か小学校卒業と同時に東京に来たんだったな)
流「はい」
博士(彼女の両親知っているか?)
流「知っています。確か町でパン屋を営んでいました」
博士(彼女なDVを受けたんだよ)
流「は?」
博士(何度も首を絞められたりしてな。挙句の果てには母親がビールビンで彼女の頭を殴ってな。そこから記憶が無くなったんだ。それで両親は逮捕。白雪姫はこの研究所に来た訳だ)
流「だから俺の事覚えて無かったんですね」
博士(ああ。何とか名前などは両親から聞き出したのだが交友関係は全くでね。悪いが同級生に聞き出している訳だ)
流「なるほどね〜」