第10章 無表情少女×完璧男子

美「しゃ…喋った…私が…何で…？感情が…戻った…」
時雨「美鈴…？」
美「い…やだ…嫌だ…恐い思いをするのはもう…嫌…だ…」
時雨「おい美鈴！起きろ」
美「…」
奈「あーあ芝居疲れたぁ〜！」
時雨「は？」
奈「多分1番最初にお姉ちゃんの感情が無くなりかけてるの気付いたのあたしで…普通さ年下から暴力ふるわれたら誰でもムカつくもんじゃない？それを全く何とも思わなくってさそんなお姉ちゃん嫌でさ」
時雨「じゃあずっと芝居をしてたのか？」
奈「当たり前じゃ〜んこんな嫌な中2居ないよ」
時雨「じゃあ何で美鈴が気絶したか分かるか？」
奈「普通感情が戻ってきたら恐怖で気絶するでしょ？」
時雨「いや、分からん」
奈「まぁそう言うもんなのよ」
時雨「はぁ…」
奈「だからこの場は自分でどうにかしてね(^_−)−☆」
時雨「お前！」
奈「奈裏。あたしの名前は倉橋奈裏さっき言ったけど忘れた？」
時雨「忘れた」
奈「あれ程印象が残る自己紹介無いと思ったけど…じゃあお姉ちゃん宜しくね」