第10章 無表情少女×完璧男子
奈「お姉ちゃんまたお母さんに怒られてる」
美「ああ…奈裏」
まだこの頃奈裏はお姉ちゃんと呼んでくれていた
美「ねぇ…もし私が死にたいって言ったらどうする?」
奈「勝手にすれば?ってあたしは言うよ。この家は裕福だから姉1人死んだらおこずかいUPじゃん?」
美「そう…」
私は決めた死ぬと
奈「ウザい!ドガッ!」
美「痛…」
妹が頭を足で踏みつけるのはこの頃からだ
奈「こっちだってストレス溜まってるんだから関わらないでよ」
美「うん…ごめんなさい」
奈「はっ!年上が年下に敬語とか気持ち悪い」
バタン
完璧に死のうと思った