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魔法使い見習いは玩具になりました

第10章 囚われた蝶


ヴィムは優しく微笑むと、ラウラの額に手を当てた。

「疲れただろう?さあ、ゆっくり休むといい。」

「はい…ヴィムさん…。」

ラウラはそう言うと、すぐに眠りに落ちた。

「ラウラ…。」

ヴィムはそう呟き、縄でぐるぐる巻きにされたラウラを抱き上げた。
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