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魔法使い見習いは玩具になりました

第10章 囚われた蝶


「私に何をするつもりなんですか…?」

ラウラは恐る恐る訊ねた。

「そんなの決まっているじゃないか。」

イリダルは笑うと、床に置いてあった魔導書を開いた。

「ここに何が書いてあるか分かるか?」

イリダルは魔導書をラウラに見せた。
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