第2章 フクロウ?オオカミ?ケダモノです!
結局、あのあと3回シて、1日の内に5回も行為をしてしまった。
腰痛い、脚ガクガクする……。
「光太郎の絶倫……!」
私の腰を支えながら隣を歩く光太郎の顔を見上げてキッと睨むと、何を思ったのか満足気な笑顔。
「んな褒めんなって」
「褒めてない!ったぁ……」
大きな声を出せば、腰にズキズキと響く。
久々にオトコを受け入れた秘部も、ヒリヒリしている。
「あ、家ここだから。送ってくれてありがとう」
「ん?どー致しまして!
腰ガクガクな夏美を1人で帰らせたら襲われかねないだろ?
なんてな、オヤスミ」
触れるだけのキスをして、背を向けた光太郎。
光太郎のこと利用してるのに、こんなに甘やかされて良いのかな。
愛されるってやっぱり心地良い。
複雑な気持ちで、小さくなる光太郎の背中を見つめていた。