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キセキと私の卒業式(仮)【裏】
第7章 赤司様と私
卒業式の名残なんて残ってない、広々とした体育館に赤司くんはいた。
「遅かったね、。」
そう言って持っていたバスケットボールをリングに放つ。
綺麗な弧を描いて、それはリングをくぐった。
「ごめんね、遅くなっちゃった...。」
そう言って赤司くんに近寄る。
これも最後だ。
赤司くんはもう、いなくなる。
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