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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第8章 ゆびきりげんまん。



「…何縁起でもねぇ事書いてんだよ…。そんな事書くからこんな事になったんだろうが…。」



ポツリと呟き、
俺はフェンスを登り、
再びフェンスの手前に戻った。



涙がこぼれないように



空を見上げると
あの時のように


夕焼け色に染まろうとしていた。
小指を空に突き立てた。



「…ゆびきりげんまん。」



まるで指にからまるように
少しだけ暖かい風が小指をかすめた。



すぐには幸せになんてなれそうにない…
でも、必ず…


お前の分まで…


幸せに…。



ゆびきりげんまん。

=fin=

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