第6章 煌帝国
リィナ「はぁ………なんとか揃った……」
ジュ「ったく、めんどくせぇ事やらせやがって…………」
その言い草にムカついて、また怒鳴った。
リィナ「はぁ?!元はと言えばあんたが……!」
すると、いきなり姫抱きにされ、絨毯に乗せられた。
ジュ「あーもー黙れ!!うるせぇ!」
リィナ「って、ちょ、何すんの?!」
ジュダルに聞くと、意地の悪そうな顔でニヤッと笑ってから、こう言った。
ジュ「…………お前、気に入った!おもしれぇ!気が変わったぜ。煌帝国に行くぞ!」
リィナ「……………はぁああぁぁ?!?!」
煌帝国って…………確か、前にシンさんが言ってた国。
金属器使いがたくさん居て、しかもマギがいて………
確か、そのマギの名前が…………
ジュ…………………んん?!
って、じゃあ……
リィナ「ジュ、ジュダル、あんたまさか………マギ?」
ジュ「そうだけど?」
や、やっぱり………!
この人には気を付けろって言われてたんだった!
す、すっかりわすれてた………!
てか、私これからどうなるの?!