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【名探偵コナン】トリプルフェイスの幼馴染は最強?【BL】

第13章 海水浴へGO!


先週デパートで昴に会った際に海水浴にと誘われてから数日間は特に問題もなく仕事も順調で、こんな平和な日がずっと続いてくれたらなと思いながらやってきた海水浴。
当然休日ということもあり家族連れやカップルも多い。
そんな光景を眺めながら早速水着に着替えるべく蘭ちゃん達と更衣室前で別れ男性の更衣室へと入った。



コ「…悠さん…よく安室さんも一緒に来たよね…」



それぞれ適当に空いているロッカーを見つけて着替え始めているなか、近くで着替えていたコナンから小さな声で言われたことに先週の出来事を思い出して疲れた表情を浮かべる。



『?あー…まあ……色々あったんだよ…』



コ「?色々って?」



『大体分かんだろ?あの二人が顔を合わせたらどうなるかって事ぐらい』



コ「…アハハ……そ、そうだね…(そうとう面倒な事があったんだな)」



俺の言いたいことをちゃんと理解してくれたようで苦笑いする少年を一度見てから自身もさっさと着替えてロッカーの鍵を閉めていると感じた視線に下を向けば何故か頬を赤くしたコナン。どうかしたのか?と問う間もなく逸らされる顔……何なんだいったい…。


『悪い、遅くなった………って、何だよ…』


それほど時間をかけたつもりはなかったのだが更衣室内に俺とコナンしか居なかったので他の奴等は先に出たのだろうと外に出ると、待っていた零や昴に光彦達の姿が見えて軽く手を上げて近づくが何故かじっと見つめてくる男共。…何だよマジで…。



沖「…………安室さん…彼は昔からああなのですか?」



安「……貴方に名前で呼ばれるのは心底不愉快でしかありませんが……昔から、ですよ」



沖・安「「………はぁ………」」



『おいコラッ、人の顔見て溜息吐いてんじゃねえよ!!』



くそッ、何なんだ一体!人の顔見た途端固まったと思えば溜息吐きやがって!…海なんざ来るんじゃなかったぜ…。段々急降下していく気分にこっちが溜息吐きてえ…。



光「蒼井お兄さんすっごくカッコいいですッ!」



元「おう!すっげー筋肉だしよ!後で一緒にビーチバレーやろうぜ!」



『っ、お前達…ッ!…よし、ビーチバレーでも何でも付き合ってやる!』


俺の落ち込む気持ちを救ってくれた子供達の頭を撫でてやりながら今日はとことん付き合ってやろうと決めた。
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