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どうやら大好きなようで【短編集】

第14章 キャプテン ロー





「キャプテン…ありがと、」



寝転びながら、キャプテンの方を見て言う



キャプテンはズボンを履いてベッドに腰をかけている



「独り言だと思って聞いてね、私、キャプテンが好き…助けられた時からどんどん好きになっていくんだ。初めて人を好きになった…色んな感情をくれたのはここの船。ありがと」



ロー「俺も独り言だ、
溜まったときは、女を買って済ませてた…どっかの︎︎︎︎女が来るまでな。そいつが来てから女を買わなくなった。」



「え…」



ロー「ちゃんと好きだ。俺も」



「え、けど、船ダメじゃないの?」



ロー「誰がそんなこと言った…なんだ、お前は俺と恋人にはなりたくないと?」



「な、なりたい!!」



ロー「なら、いい。」



そう言ってキャプテンはこっちに振り返りキスしてくれた。



行為中、1度もしなかったキス




シャチたちにはなぜかバレた



ベポ「??、ここ赤くなってるよ」



そう言って首元を指さされ鏡で見る



「?いつの間に虫に食われたんだろ?」



シャチ「でっけぇ虫にな。」



キャプテンがシャチをバラバラにしたのは言うまでもない。
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