第12章 甘い罠 黒尾鉄朗
いつも思うことがある。
それはクロのこと
「んっ、ひゃぁああ!!、も、、やらぁ、、っんあ!」
無理だって言っても辞めてくれない。止めてくれない、
黒尾「え?もう終わり?ま、終わらせないけど…」
私の意見なんて聞きもしない。
少しは苦しみなさい!黒尾鉄朗!!
と、言うわけで…
こんなの買ってみました、
小さめの瓶に入った液体。
匂いを嗅げば甘い匂い
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・原液のまま飲まないでください
・飲み物に薄めて飲んでください
・外での使用では注意して使用してください
「、、怖。」
え、怖…なんか、怖…
けど、使ってみないとわかんないし…
今日ちょうどお家デートで良かった
麦茶だと甘い匂いがバレるかなって思ってオレンジジュースに入れて部屋に向かう
「お待たせー」
なんて言いながら何も知らない。って感じを演じながらジュースを置く
黒尾「おー、さんきゅ」
なんて言いながら何も知らないクロはごくごくとジュースを飲む
飲んでも何も起こらない
パチもんかな?って思った時だった。
黒尾「なぁ、部屋暑くね?」
そう言ってTシャツをパタパタとするクロ
頬はほんの少し赤くなってる??
「え?、普通だよ?」
黒尾「さげていい?」
「いいよー」
なんて言って部屋の温度を下げるクロ
「何見てるのー?」
なんて言いながらスマホをいじってるクロにもたれながらスマホを覗き込む
黒尾「ねぇ?ちゃん、当たってるんですけど?」
なんて言いながら肘で私の胸を押す
「んっ、ばか。」
黒尾「かんじた?」
「んーん、」
黒尾「嘘つけ」
なんて言ってクロは私をベッドに押し倒す
黒尾「なんか変なんだけど…すっげぇ、ムラムラする…なんかしただろ?」
「なんもしてない」
黒尾「ヤりてぇ、」
「やだ。」
黒尾「なんで。」
「今日女の子の日」