第22章 特別 佐久早聖臣
おまけ
目を覚ますと彼はもう起きていた。
佐久早「はよ。」
「おはよ」
着替えてご飯を食べ歯磨きをしに行く。
鏡には首などにある彼のキスマーク
後ろで磨いていた彼にふと疑問をぶつけた
「そういえば…なんで舐めてくれたりしたの?」
佐久早「…別に。ほかの女になんて絶対やんねぇけど、はいい。」
「…なんで?」
佐久早「…特別ってやつ…」
鏡越しに彼を見ていると彼はフイッとそっぽを向きながら答えてくれる
口をゆすぎ
彼に場所を譲ろうとした時にちゅぅ、っと首元に吸い付く
「へへ、私も特別だ!」
顔を真っ赤にした彼が「あっそ」なんて素っ気ない返しをしたが鏡には少しにやけながら下を向いている彼を見て満足になる私
佐久早「…見んな」
そう言って手で顔を覆われる
みんなが知らない部分を知れてる私は幸せものだ。