第31章 猫に鰹節

斗真先生の様と快楽に翻弄されるその姿に、わたしの疼きと火照りはどんどん大きくなっていく。

むちっと張った剥き出しの尻臀に手を伸ばし、鷲掴む。

「ん、あっ……！」

か細い声で呻き、恥ずかしそうに眉間にぐっと皺を寄せた。


「……あっ、ぁ……」

斗真先生の筋肉質な腰回りに沿うように、手を左右させ、ゆるゆると撫でまわす。

ぴくぴくと肩を揺らしながら耐える斗真先生の耳に口を近づけ、そっと囁いた。

「斗真先生、すっごく可愛くて、色っぽいから……わたし、興奮しちゃいます」

「ッ……、そ、んなこと……ッ、あ」

斗真先生は徐々に息を激しく、強く上気させる。

耳元も、首筋も真っ赤に染め、小刻みに身体を震えさせた。