第22章 亭主の好きな赤烏帽子
自身の先端部から溢れた蜜で可愛らしい下着がじわっと湿り、
「あっ……ぁ」
サヘルくんは羞恥と快楽に蕩けた表情を浮かべた。
わたしはその反応に両目を細め、改めてサヘルくんの全身を眺める。
「こうして見ると、本当に女の子みたいですね」
柔らかな体躯、細やかな手足。
ふりふりとした下着を身につけたサヘルくんの姿に、くすっと笑みを零した。
サヘルくんの可愛い顔が泣きそうに歪む。
紅潮した首を左右に振り、涙に濡れた睫毛を瞬かせた。
「はっ……ぅ、あっ……違……違い、ますっ、ボク、女の子、じゃ……」
「そうですよね、ごめんなさい」
「んッ……!ぅ……っ」
サヘルくんの両腿に手を差し込み、内側を優しく撫でる。
「ぅっ、あ……ッ……やっ!」
さわさわと肌を擽り、手を押し上げる。
「サヘルくんは女の子みたいに可愛いだけで……女の子なんて思ってませんよ」
手のひらで、小さな布地に押し込まれた逸物を包み込んだ。
「ひゃッ!あっ!ぁあ……っ」
サヘルくんの下半身が大きく跳ねる。