第20章 悪事千里を走る

「ふ、あッ！あぁ！丸木戸、丸木戸っ……！」

しこりを押し上げるように撫で、指を前後する。

「う、あ！……お……ッ！」

続け様に、二本目の指を挿入した。

「あぁぁあっ……！」

時雨先生の汗ばんだ肌が一気に粟立つ。

水音を立てながら、二本の指をぐちゅぐちゅと前後に動かす。

時雨先生はあられもない姿で、弛緩した口元から喘ぎ声を上げる。

「あ、ぁ！あッ！」

わたしはほくそ笑んで、

「痛くないですよね？ほら、こっちも忘れちゃダメですよ」

ビクンビクンと脈打つ肉茎を激しく扱き上げた。

「ンぁああっ！ひっ！あ！あ！一緒に、したらッ……！」

尸口の締め付けが強まり、鈴口がぱくぱくと開く。

「気持ちい、って、俺……、あッ！」

「良いですよ、ほら」

二本の指で、膨らんだ前立腺をぎゅっと挟み込む。

「あぁぁあああッ！」

勢いよく白濁の液が噴出し、白い肌の上を飛び散った。