第22章 aphrodisiac *
誰のとくらべてるんだ…
離れている間に、本当には大人になっていた
俺の知らない所で…
ぱちゅんぱちゅんと大きな音を立てながら嫉妬と独占欲が爆発した
「なぁ、、誰とシたの?
の初めて奪ったやつだれ?」
「やぁ…、そんなこと聞かないで……」
「言えよ、誰だ?」
「なんで?そんなこと…言わなきゃいけないの…
彼氏でもないのに……」
確かにそうだけど…
「言わないなら、体に聞くよ」
「え、あっ……いやぁ……」
ぱんっぱんっ
一気に奥まで突くと体を仰け反らせて果てた
「あっ、はぁ…やぁ、まって…いま、イってるのに……」
「言いたくなったか?」
俺は腰の動きを止めようとはしなかった
「誰だよ!」
「やぁ……いえない……はぁ…も、ダメ……」
ビクンと跳ねる
のナカの締めつけに耐えきれなくなってドクドクとナカに吐き出す
「あっ、やっ…ヒロくんの…ビクビクしてる…」
「…」
キスをしようと顔を近づけたらフイっと背けれた
ズキン…
なんで、こんなに胸が痛いんだろう
誰がの事を抱いている
俺以外の誰がこんないやらしいを知っているかと思うとドス黒い感情がフツフツと湧き上がる
この感情はなんなんだろう…
の隣にゴロンと寝転がった
「ごめんな…最後…あんな無理矢理聞こうとして」
「私にだって知られたくないことあるもん」
「そうだな…立てるか?シャワー浴びてこいよ」
「まだ無理…激しいんだもん…お腹の奥…痛い…」
「ごめん…」
苦笑いをするとクスクスとも笑った
を腕枕して伸びた髪に指を絡ませながら撫でる
恋人みたいに甘い時間
心地よかった
もうすぐ訪れるある組織への潜入がなければ俺はとどうなりたかったのだろう
このままの事をひとりじめしたかったと気づくのはまだだいぶ先の話