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[名探偵コナン]I treasure you

第22章 aphrodisiac *


を抱えて言われるがままに扉の奥へと歩みを進めた

個室に通されバーテンが去ったのを確認してから小声でどうした?と尋ねる

「わかんない……でも、この店に入ってから体が熱くて、頭がクラクラする…」
「何も飲んでないよな?」
コクンと頷くの肩を抱いて落ち着かせようとした

「あっ……」

肩に触れただけなのに甘い声を漏らす
はぁ、はぁと息苦しそうに自分の腕を抱きしめて何かに必死に耐えていた

フワッと香ってきたのは甘ったるい香り
もしかして、香りの媚薬?
そういうものがあると噂では聞いていた

はこの香りに当てられたらしい

素早くゼロに報告した
その直後に外で待機していた捜査員が一斉に突入してきた
風見さんが俺に近づいてきて、彼女は俺が何とかしろと降谷さんが言っていると耳打ちをしてくる

裏口からを連れ出す
車に乗せて水を飲ませた

「はぁ…ヒロく……熱い…もっとお水……」
ペットボトルを開けて持たせようと思っても力が入ってなくてそれすら持てない

水を自分の口に含みの口に流し込む

コクコクっと喉がなるのがいやらしく聞こえた

「…つらいか?」
「ヒロくん……、くるし…、たす…けて…」
涙目になって、縋るような目で俺の事を見てくる
ドキッとした
「……っ、くそ……ちょっと待ってろ…」

車を走らせていくつかあるセーフハウスのひとつに駆け込んだ

「…?どうして欲しい?」
「あっ、からだ、疼いちゃ……とめて……おねがい……」
「ごめん、俺が断ればよかったな…そしたらもこんな捜査引き受けなくてすんだのにな…」

「……っ、はぁ……あっ、ヒロく……さわって…」

ドクンと鼓動が速くなる
見たことない色っぽい顔でトロンとした虚ろな目
体はピンクに染まって全身で俺を誘ってくる



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