第93章 To solve a mystery in POARO
「結局朝だよ…」
陣平さんて、ほんと凄い
陣平さんのおかげで事件は解決したようなものだった
ほんと頭キレる人なんだなと、ぼんやりした頭で思った
「仮眠室行くか?」
「でも、報告書…」
俺がやっとくと、言ってくれて仮眠室に押し込まれた
仮眠出来てもまだ寝足りなくて、ボーッとしてしまう
「明日非番なんだからもうちょい頑張れ」
「はーい」
今日はこのまま事件起きなければいいのに
私の願いが届いていつもより早く本庁を出ることが出来た
家に帰ってご飯を作る気力もなくポアロに向かう
「いらっしゃいませ」
零くんいたんだ
「だいぶお疲れのようですね」
「そうなんです、夕食ここで取ろうと思って」
「なら、僕に任せてください
さんの疲れが飛んでいくくらい美味しいの腕によりをかけて作ります」
こうやって、安室さんファンを作っていくのかと少し顔が引きつった
コナンくんと連れの高校生くらいの男の子
コナンくんの交友関係も謎だなぁと思った
クスクスと笑っていると零くんが不思議そうな顔をしていた
「いや、全部丸聞こえで…こっちまで照れちゃうと言うか…」
男の子の恋バナなんて珍しい
コナンくん達の飲み物を出しに2人のテーブルに向かう零くん
「13日の金曜日…」
零くんは13日の金曜日にあった過去の事件を次々に上げていく
だんだん顔が引きつっていく色黒の高校生
「好意を寄せてる人に想いを伝えてもいいのでは?」
零くんなりのフォローだけど、全然フォローになってないよ…
コナンくんと一緒の顔をしながら思った