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[名探偵コナン]I treasure you

第77章 watchdog



「なんでが、組織を壊滅させるためにってお前への気持ちに蓋をしたのか、わからなかった部分もあるんだ…でも、今回の事でよく分かった
あんな奴ら野放しにしちゃいけねぇし、生半可な気持ちで倒せるとも思わねぇ
あいつらに関わってるお前たちも失ったものは多いんじゃないかって…」

「俺は赤井に殺された事になってる
スパイだってバレたから、あいつが上手くやってくれて名前はあいつらに知られずに済んだ
俺の名前がバレていたら俺に関わっていた奴ら全て消されていたと思う
お前たちも例外じゃない
だから、一時お前たちからの連絡を経った
それをも知っていたから、それどころじゃないって、俺たちの気持ちには答えられないって言ったんだと思う」

「お前も告ったのか?」
「そうだよ、遅いって泣かれた…
ほんとだよな…、記憶までなくしてしまったへの気持ちには変わりないけど
正直絶望してる」

そうだよな…俺もそうだ…

思い出がリンクしないのは辛かった
でも、俺たち以上にの方が辛いと思う

「諸伏は今のに気持ち伝えるのか?」
いい歳した大人の男たちが、恋バナをしている光景はさぞ滑稽だろう

さぁなと含みを持たせた言い方をして帰っていった

夕方、朝よりもぐったりした萩原がやってきた

「早く復帰してくれよ、番犬の陣平ちゃんがいねぇとちゃんモテてモテてしょうがねぇんだから」
人を犬呼ばわりするなと忠告してから詳しく話を聞くと、陰口叩いてたヤツらにも、誤解だったとわかったみたいで、食事に誘われたり、ちょっかい出してきたりされてるそうだ

俺が休んでいる間は佐藤と高木と一緒に行動するらしいが、あの二人の目を盗んでアプローチかけてくるやつがいると…


「はっ、なんだよ、今更…噂を信じて悪く言ってたのに」

「だから、早く治してちゃんの相棒は松田陣平だって知らしめてやれ」

明日には退院させてもらうと萩原に断言した
むちゃくちゃだと医者には呆れられたが強行突破して、本庁に出勤する

頭の包帯はまだ取れなかったけど、復帰したことをは喜んでくれた

「ほら、さっさと聞き込みいくぞ」
の肩をさり気に抱いて、恨めしそうに見つめてくる同僚達を睨みつけた

こいつの隣は譲らないと思いを込めて

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