第53章 Embrace *
上手にできたみたいで、嬉しかった
息を整え終わるまで陣平さんは待ってくれてて、子供を抱くように胡座をかいた陣平さんに横抱きにされていた
いっぱい、至る所にキスされてなかなか息を整え終える事ができない
「今度は俺がを気持ちよくする」
宣言しなくても今までだってドロドロに蕩けさせられて気を失ったように眠っちゃう…
今回もそうなることは目に見えていて…
日本酒の口移しはまだ続行していた、どのくらい飲んだかわからないけど、口移しされる度に喉の奥が熱い
酔ってるなと自覚はもちろんあった
恥ずかしい事も言ったかもしれない
フワフワして、陣平さんの事しか考えられなくなっていた
先程まで焦らされ続けていたのに、今度はいきなり核心をついてくる
先端の飾りをコリコリされたり、指で弾かれたり
押し寄せてくる快感に後ろに手をついてしまった
陣平さんに見せつけるようになって、恥ずかしい
元の体勢に戻りたかったけど、それを見逃すはずがない陣平さんはパクリと先端を咥えこんでしまった
「あっ…ひゃ…ンン…ふぅ、ん…」
逃げないように背中に回された腕は咥えられていない先端に向かって伸びてくる
舐められて、反対はコリコリと刺激されて…
逆の手は秘部を撫でていて
3箇所もいっぺんに攻められると嬌声をあげた
ぐちゃぐちゃと淫らな音が響き渡り始めて
耐え難い快楽に私の腰は揺れていてもっと奥を求めてしまう
気づいている陣平さんの動きはさらに激しくなるばかりで
「やらしい…でも乱れてるはすげー綺麗」
「も、変に…なっちゃう…」
なれよと耳元で言われて、れろっと舐められて耳を舌が犯してくる
「ひゃ、あぁ…んはぁ…あぁぁぁ…んぁぁ…」
「いい声…」