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【KP】~僕らと苦くて甘い日々を~
第4章 疑惑
窓の外を見ると、
何だか雲行きが怪しかった。
「今日雨降っちゃうかな」
「降りそうですよね。
なんか、このまま行くと」
最近の進歩。
それは、メンバーに対して
少しタメ口で話せるように
なったこと。
少し前から言われていたけど、
申し訳なくて言えなかった。
それがやっと、
タメ口でも自然に話せるまでになった。
「永瀬くんと神宮寺くんは、
私が送っていきます。迎えもすぐに
行くようにするから」
「お願いしまーす」
朝の取材は何分か巻けて
順調な滑り出しだ。
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