第1章 彼氏と新しい...~櫻井翔~
翔「ねぇみき!」
やけに機嫌よく話しかけてきたのは私の彼氏...
「なに?」
久しぶりに会ったのにこんなに機嫌がいいって事は何かある...
翔「あのさ!これ使ってみない?」
そう言って取り出したのは薄ピンクの液体が入った小瓶
「嫌だよ。どうせろくな物じゃないでしょ」
翔「そんなこと言わないでさッ
飲み薬見たいなものだよ!」
「嫌だってば!」
流石に得たいの知れないものを飲むことはできない
翔「仕方ないなぁ」
そう言って翔は小瓶の中のものを口に含み簡単に私を押し倒した
そしてそのまま口づけされ...
「ん...」
長いキスで口を塞がれたまま鼻をつままれ
行き場をなくした謎の液体を
酸素を求めようとするあまりゴクンと音を立てて飲み込んでしまった
「…はぁっ…、何?今の…」
翔「なんだと思う?まぁ多分そのうち分かるけどね♪」
言葉の意味はすぐに分かった
ドクン...
え、なに…
ドクン...
体が熱い…
動いてもいないのに息が上がってきて、体の疼きが収まらない
「ン…ぁ…翔…はぁ…」
翔「もう効いてきた?媚薬」
媚薬って…
あの媚薬?
よくわからないままに服を脱がされ始めるけれど
薬によって高ぶった体じゃ上手く抵抗することもできない。
「やだぁ…」
変な薬を使われたままこういう事はしたくない
だけど体は熱くなる一方
翔「エッチな顔♪どうしてほしい?」
「はぁ、はぁ…ンぁ…」
どうしてほしいなんて。
抱いてほしい
この熱から解放してほしい
でも、そんなの口が裂けても言いたくない…
翔「言ってくれないと俺なんもしないよ?」
「そんなぁ…はぁ…ン…」
私をソファに座らせたまま
翔はソファの前に座ってまじまじとこっちを見て意地悪く笑っている
翔「言えないなら自分でスれば?見ててあげるよ」
「じぶんでなん、か…ムリぃ…」
翔「シてほしいこと言ってくれたらシてあげるよ」
ツー
「ひぁ!?…はぁ、ぁン」
太ももをなぞられただけで自分から甘い声がもれるのが恥ずかしい
そんな状況を翔は完全に楽しんでいるようで
もう体が限界…
気づけばソファの前に座る翔に向かってよがっていた