第5章 幸せな疲労感 ★
>>side:Sho
いくら忙しくても、帰りが遅くても、
帰る家が同じだから
これだけ顔を合わせられる。
寝顔を見に部屋覗いたり…
ちょっとキスしてみたり…
少しでも触れ合えるだけで、
疲れが飛んだり、癒されたり…
ほんと、こんな違うもんかと思う。
和「…しょぅちゃん?」
翔「かず…起きたの?早くない?」
和「んー…もうちょっと寝たいけど…」
翔「ふふ…俺も。くる?俺の部屋」
和「…ふふ…いくっ♪」
お茶を飲みに起きた早朝、
ちょうどかずが部屋から出てきた。
かずにも冷たいお茶をあげて、
一緒に2階にあがった。
和「んー…♪」
翔「ふふ…かずー…ちゅ、…」
和「ん、ン…チュ、ぁ…う//」
翔「…はぁ…ん、」
和「ぁう…//はぁ…しょう…きもちぃ…//」
翔「ん…かわいいよ、かず…♪」
ベッドで抱き合って顔が近づいたら
当たり前のように唇がくっついて…
首筋を少しだけ舐めてやったら
かずは気持ち良さそうに顔を緩めた。
まぁ、朝だし。いまは本番までは
できないけど…満足だった。
かずをぎゅっと抱きしめて
あと少し、時間が許す限り目を閉じた。
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雅「あー、おはよー」
和「おはよー」
雅「翔ちゃんと寝てたのー?」
翔「朝からちょっとだけね」
和「ねー」
雅「いいな~…かずぅ」
和「まさき〜♪」
翔「まじかわいいなーお前ら」
雅紀はかずを抱きしめて
嬉しそうに目を閉じてた。
雅「俺も一緒に寝たいー…」
翔「ふふふ…パン?俺も焼こうかなー」
雅「ん、時間ないからシンプルにトースト」
翔「かずはー?」
和「俺いい。マネさんが買ってきてくれる」
雅「あ、撮影中だもんね」
和「そ。」
翔「コーヒーは?」
和「…いただきますっ!」
翔「ふふ…了解」
コーヒーとトーストの簡単な朝ごはん。
雅紀はぱぱっと食べ終わって
バタバタと出て行った。
にぃさんいないっぽいな…
松潤は遅めか。
♪〜
和「っし、行ってきます」
翔「行ってらっしゃい。頑張って」
和「うん。」
ガチャ…
潤「あー…にの行ってらっしゃーい」
和「潤くんおはよー、行ってきます」
潤「ばいばい」
翔「おはよ、潤」
潤「おはよー…」
翔「ふふ、寝不足?」
潤「昨日リーダーと踊りすぎた…」
翔「はは!にぃさんもういないみたいよ」
潤「あー、早いって言ってた…すげぇ」