第4章 マネージャー事情 ★

第4章 マネージャー事情


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はー…早い。

珍しいことではないけど、
たまーにある早朝集合。
誰も起きてない家から出て行くのは
ちょっと寂しいよね…

♪〜

和「ふぅ…行くか…」

ガチャ…

マネージャー到着の連絡をみて部屋を出る。

あれ…

和「翔ちゃん？」
翔「ぉお…もう行くの？」
和「んー、今日地方なの」
翔「そっか。気をつけてね」
和「うん。…寝られないの？」
翔「ん？いや、暑くてさ…ちょっと逃げてきただけ」
和「誰かいるの？」
翔「にぃさん。昨日なんか超甘えただったんだよ」
和「へぇ。…行ってくるね」
翔「うん。ぁ…かず、待って」
和「ん？、…ふふ…」
翔「行ってらっしゃい♪」

翔ちゃんがソファに座って水飲んでた。
少し話して、出て行こうとしたら
立ち上がってぎゅってして
キスしてくれた。ふふ…嬉しい。

1人で出て行くより、元気出る。


－移動車内

和「おはよう」
マネ「おはようございます。今日、待ち時間も多いみたいなんで、このままこの車で行きますね」
和「うん、助かる」
マネ「腰、痛くなってきたら…ゃ、痛くなる前に言ってください」
和「はーい、…」
マネ「…歯切れ悪いんですけど」
和「…ちょっと、きてるかも」
マネ「え…既に」
和「ちょっとだけ。そんな、仕事に影響するほどではない」
マネ「分かりました。薬は身に付けておきます」
和「ありがとう」
マネ「昨日は眠れましたか？」
和「うん、…1人だったし」
マネ「え？」
和「いや。ちょっと寝ていい？」
マネ「もちろん」

一緒に住んでるのは勿論知ってるし
LOVEとして好き合ってる…人がいるのは
マネージャーも知ってる。

ただ、多分5人で、とは知らない？のかな？
よく分からなくて、どこまで
言っていいのかたまに迷う。
全部知ってんのかな？うーん…。

だって、うちに泊まった時とかに
キスしてるとこを見られたことはある。
でも俺らは4人ともキスするじゃん。
誰とのをどのマネージャーに
見られたかなんて覚えてないし。
それを特に言ってこないってことは
知ってるのか？それかたまたま
見られてるのがいつもちゃんとその2人？

まぁ…バレても全然いいんだけど。
この人たちなら納得してくれそう。


あー…今日も無事に帰って
来られますように。

できれば、早め。