第17章 甘えん坊 ★
>>side:Satoshi
「こんな可愛いかず、独り占めして、んっ…怒られないかな…」
「大丈夫…じゅんも抱いたから」
「…そか。ふふ…かず…相当、ヤりたかったのな…」
「だって…ぁッ…」
「かずがこんな、寂しがってるとは…ごめんな?」
「…んーん…俺、遅かったから…」
「次の日休みの時は、待ってるね」
「さと…ちゅーして、」
「ふふ…いいよ、ちゅっ…」
「んぁっ…んッ…はっ、…さとぉ…」
「ラストスパート、いきますか…」
「っぁあ!!あっ…アッ…さとッ…だめっ…」
思いっきり奥を突きながら
かずの限界のモノを揉みこんでやった。
正常位だったおかげで、
ちゃんとイく顔も見られたし満足♡
「可愛い顔してイくよなぁ…」
「…そ、なの…?」
「まぁ…元が可愛いからな」
「んふ…今日、いっぱい可愛いって言ってくれるんだね」
「嬉しい?」
「…嬉しくなくはない」
「ふふ…天邪鬼。可愛いぞ♡」
「ふふ…」
かずが素直に甘えん坊を表に出したら
俺らはきっと、誰も敵わない。
絶対、なんでも言うこと聞いちゃう。
素が可愛い奴なんだろうなぁ。
「どうする?風呂入る?」
「んー…シャワーだけ浴びようかな…」
「じゃあ、俺もいく」
「ん!一緒にいこ♪」
一度服を着て、寄り添って部屋を出た。
もう、みんな寝静まったような静寂。
さすがにかずも、もう寝るだろうな。
「もう満足した?」
念の為、聞いてみる。
「ん、気持ちよかった♡」
「ふふ…可愛い♡かず…ちゅっ」
「ん…ふふ…」
風呂場で汗を流して、
キッチンで水を飲んで俺の部屋に直行。
「さとの枕好き」
「枕?なんで?」
「ふかふか。これ欲しいくらい好き」
「ふふ…今度お揃い買おうか♡」
「ほんと?買う…♡」
「ほんとに?買い物行く?」
「行くー」
「ほんとだぞ?」
「なんでそんな念押すの?」
「いや、別に意味は無いけど」
「ふふ…さととデート♡」
「…ほんとに可愛いわ、今日。」
「ね、枕半分こしよ」
「いいよ♡」
頭をひっつけて、
ぎゅっと身体を抱きしめて
俺らは眠りについた。
起きた時、かずはいなくて…。
こういう時は寂しくなる。
「…あ、かず…!」
「さとおはよ。行ってきます!」
「行ってらっしゃい〜」
ニコニコって笑って出ていくかずを
見送れて、一瞬で心が温まった。
