第16章 体調不良 ★
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「…おはよ」
「かず…おはよ、」
「…しょぅちゃん…♡」
「ん…かず…♡」
目を覚ますと、ドアップのかずがいた。
頬を撫でられて…にこってされたら
愛おしくてたまらない。
「熱、なさそう?」
「あ……ぅん、なさそう。どう?」
「んー、平熱です!ふふ♪」
おでこをコツンとくっつけてみたけど
全然熱くはなく、下がってくれたみたい。
「かず、しんどくない?移ってない?」
「うん、元気だよ。大丈夫…ふふ…」
「…なに?」
「あんだけヤっといて、いま心配するんだね」
「あ、//いや…心配は、してたんだけど…」
「確かに、ナカに出さなかったしね?」
「……//ごめんな、…熱出てた奴に抱かれたくなかったよな…」
「…翔ちゃんのあんな顔みたら、断れないよ…//それに…」
「それに?」
「…貴重な、感じで…嬉しかった…//」
「え…//」
「俺、この部屋あんまいいイメージないからさっ!」
「あ……ごめんなさい…」
「そっちの翔ちゃんも嫌いじゃないけど…昨日みたいな、優しい翔ちゃんのエッチも、好きだな…//」
「…うん//また、ヤろうな♡」
「………//」
朝風呂のため、2人で部屋を出ると雅紀がいた。
雅「あー、翔ちゃん熱だったんじゃないの?」
翔「おかげさまで、昨日の夜には下がってたよ」
和「おはよ」
雅「おはよー。そんでかずと寝てたの?」
翔「や…うーん…人恋しくなっちゃって…無理言って、さ…//」
雅「ふふ…翔ちゃん可愛い♡良かったね、治って」
翔「ん、ありがとう」
和「翔ちゃん先にお風呂どうぞ~」
翔「うん、さんきゅ」
和「雅紀昨日遅かったの?」
雅「そうそうー。押しちゃってさぁ。帰ってきて翔ちゃんの部屋のぞいたら、かずもいたからびっくりしたよ」
和「翔ちゃん、目うるうるで断れなかったんだもん~」
雅「へぇ♡見たかった~」
和「ふふ…雅紀は寝れた?大丈夫?」
雅「うん、今日は早く終わるから帰ってきたら寝るー!」
和「そっか。お疲れ様」
ヤってたことは…バレてないっぽい…
良かったぁ…//
かずも気にしてたらしく、
仕事に出たあと、こんなLINEが入った。
″さととじゅん、昨日はじゅんの部屋にいたみたい″
熱出してたくせに、我慢できなくて
エッチしてたことは…俺とかずのヒミツ…!