第16章 体調不良 ★
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潤「あ、翔さん大丈夫?」
和「起きたの?熱どう?」
翔「うん、大丈夫そう。ありがとう」
和「卵がゆ作ってるから待ってね」
翔「まじ…嬉しい、ありがとう」
和「はい、水。座ってて」
翔「ありがと」
和「熱計ってみたら?」
翔「うん」
潤「俺ら豚味噌キャベツだけど、食べれそう?」
翔「あー、ちょっとだけ」
潤「おっけ♪」
起きたら、だいぶ楽になってた。
熱も下がってそう…。良かったー…
リビングに出ると、キッチンに
かずと潤がいるのが見えた。
シャワーの音がする…にぃさんかな。
智「あ、翔ちゃん大丈夫?」
ピピッ
翔「…うん、37.5」
智「お、だいぶ下がったねぇ」
和「でもまだあるんだ…」
翔「今日夜寝たら大丈夫だよ」
和「そう…?晩ご飯食べてまた薬飲んでね」
翔「うん。明日昼からだし大丈夫」
潤「良かったね、スケジュール的に完璧じゃん」
翔「ほんとだよ…ちょうどオフの日に熱出すなんてさ…」
智「どっか行く予定だったの?」
翔「まぁ…買い物。友達とも約束してなかったし」
潤「ほんと、タイミングばっちり!」
和「ふふ…ゆっくりできてよかったね」
翔「うん。」
にぃさんと一緒に、ソファで
少し横になっていると晩ご飯ができた。
智「おー♡うまそ♪」
和「翔ちゃん味薄かったらこれね。あ、海苔いる?」
翔「うん、ほしい」
和「はーい」
智「今日はにの、翔ちゃんに付きっきりだね」
和「だって…あんな熱くてしんどそうな翔ちゃんあんま見ないから…」
潤「びっくりしたんだよな」
和「ん…」
翔「ごめんね、大丈夫だから。ほら、」
和「…ほんとだ、下がったね」
翔「ん。かずのご飯食べたら、すぐ治るよ」
和「ふふ…いっぱい食べてね」
翔「うん」
かずが作ってくれた卵がゆは、
ほっとする…優しい味だった。
ほんとにありがたい…
熱だからかな…ちょっと涙でそうだわ…
熱出すとさ、なんか、涙腺緩むし…
心細くて人恋しくなるし…
ひとりで寝てると情けなくもなるけど
こうして誰かがいてくれる
ありがたさをすごく感じる。
それが大好きなメンバーで…恋人で…
俺幸せだな…
翔「んーっ、めちゃくちゃうまかった!ごちそうさま!」
潤「ふふ!翔さんなんか元気になってる」
和「良かったぁ」
翔「ありがとう、かず♡」
和「うん♡」