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5人でいる。--幸せな空間--【気象系BL】

第14章 楽屋 ★



>>side:Kazunari

ひどくしないでって言ったのに…
じゅんもいたのに…ひどいなぁ…。

潤「ごめんな…かず…すきだよ…」

…と思ってたら、
ぽやっとした頭にじゅんの声が
聞こえた気がして、
そこにあったじゅんの香りに
ぎゅっとしがみついた。
優しく頭を撫でてくれて、
俺は気持ちよく眠りについた。



---------

和「………」
潤「…かず?」
和「……じゅん…んぅ…ちゅ、…」
潤「んっ、…ふふ…よしよし…」
和「んーー……」
潤「ふふふ…」

錯覚したら、目を開ける前に
じゅんが呼んでくれたから…
手探りで顔を見つけてキスをした。
それから胸に顔を擦り付けて甘えた。
んー…最高の朝だなぁ…♪
いや、…腰痛いかも…

和「…じゅん…」
潤「ん?あ、腰痛い?ごめんな…」
和「いたいよ…いたい…だるい……」
潤「ごめん…ごめんね…」
和「…じゅんがシたんじゃないでしょ…?」
潤「いや、でも…いたし…」
和「じゅんー…ちょっとだけ、マッサージして…?」
潤「ちょっとじゃなくてもする。」

今日初めて目に入った
じゅんの立派な眉毛は
見事に垂れていて…
ちょっと笑いそうになるくらい。
でもほんとにだるいから
マッサージはしてもらおーっと。

トントン…

ガチャ、

翔「かずなりくーん…?おはよー…」
和「…しょぅちゃんキライ。出てけ」
翔「いやいや、そりゃないよぉ…かずぅ…ごめんね?ね?」
和「いーやーだ!いまマッサージしてもらってるの。邪魔しないでよっ」
翔「邪魔はしない!けど…許してください…」
和「………」

そーっと部屋に入ってきた
翔ちゃんの眉毛もすごい垂れてる。
きっとね。見えないけど。

潤「…あんなのよくしてんの…?」
翔「よくではないよ?…な?」
和「…たまに、ね…」
翔「そう…たまに、」
和「…昨日は、じゅんと…甘々なえっちできると思ってたから!ギャップありすぎてしんどかった…っ!」
潤「かず…//」
翔「ごめんっ…もう、乱入したりしないから…」
和「…そうだよ…せめて最初から2人の時にやれよ…」
翔「はい…」
和「ばいばい」
翔「ごめんね…?」
和「もうっ!出てけ!」
翔「ぅ…」

カンタンにいいよなんて言ってあげない。
だって…それくらいの罰、受けろ。


潤「…怒ってる?」
和「いやぁ?」
潤「ふふふ…」



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