第1章 プロローグ

はい、上に行きますよー。

階段はキッチンの前と、こっち側に2つ。
見ての通り、両側から上れます。

上ってすぐが、俺の部屋。
にのの部屋の真上ですね。
その隣が相葉ちゃんの部屋。
松潤の部屋の真上。
で、その隣がにぃさんの部屋。
スタジオの真上だね。

にぃさんの横は空き部屋。
ベッドがあるから、
たまにマネージャーが泊まったりしてる。

その横はトイレね。


2階はこんな感じかなぁ。
こうして、部屋の前を通って
キッチンの前にも下りてこられる。

リビングを上からみたら…山型食パン的な？
山のところに個室とスタジオとバスルーム。
四角いところにリビングとダイニングと
キッチンがあって…キッチンの横の
階段から一直線上にあるドアから
廊下、玄関に繋がってる。


あ、あっち！ベランダがあるんだけど。
いつもカーテンしてるんだけどね、
全面ガラス張り！良くない？
キッチンからリビングの方を見ると目の前に
綺麗な景色が広がってて開放的。
このおかげでリビングも明るいし
俺はこれがお気にいりだったりする。

大まかにはこんな感じの家です。
2階の感じは、シェアハウスのセットに
似てるとこあるかもね。

ちなみに個室は全部同じ広さです。


じゃあー、細かい部分の説明に入ろうかな。

帰ってきてすぐ、ドアを開けたら
壁にホワイトボードが貼ってある。
スケジュールが貼ってありますね。
嵐のと個人のと。
携帯で連絡取るのは簡単だけど、
こういうのがなんかいい。

たまに、伝言が書いてあったりする。
あ、ほら。昨日書いたのかな？

″差し入れでもらったから食べて～″

ってメッセージと一緒に
箱のラベルを貼ってる。プリンだって。


日用品や食料の買い出しは、
時間がある人が行く。
食事も、作ろうと思えば作るし
する気にならなければしない。
洗濯も掃除も、決まりや当番はない。

それでも喧嘩もなく、
一緒に食卓を囲み、
洗濯もたまっていることもないし
部屋もそこそこキレイ。
個室は完全に個人管轄だけどね。

できる人がやる。
それだけ決めていれば、上手く回る。
みんな、優しすぎる、気ぃ遣いだからさ。