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5人でいる。--幸せな空間--【気象系BL】

第12章 お久しぶり ★



>>side:Satoshi


和「リーダーおはよ」
智「おー。おはよー」
和「ふふ…」
智「元気?」
和「うん。」
智「今日も遅いの?」
和「だねぇ。でもテッペンは越えないと思ってる」
智「そか♪潤が…」
和「ん?」
智「言うなって言ってたけど言うね♪潤が寂しそうだよ」
和「ふはは!口軽いね?」
智「いいやつだもん、これは」
和「まぁね。ふふ…可愛いな、じゅん」
智「会ってないの?」
和「会ってるじゃん、収録で」
智「家では?」
和「ゆっくりは…会ってないかなぁ…」
智「だからじゃないの」
和「んー…そういえばそうかもな」
智「気づいてないじゃん。悲しむよ、じゅん」
和「…ありがとう、気づかせてくれて」
智「まぁ…それほどに忙しいってことだろうけどね」
和「……どうも」
智「…ふふふ…」
和「なに…」
智「顔。疲れてる。」
和「…さと、」
智「ちょっとだけ、時間あるから」
和「…ありがとう…」

雑誌の撮影現場。
楽屋は2人で1部屋で、現れたにのは
目がちょっと充血してて、疲れた時の顔。
潤と会えてないのも気づいてなかった。

よしよしってして、
正面から顔を近くでみて、
ちゅってキスしてあげたら…
ふにゃって笑って嬉しそうで。
頭を肩に引き寄せてやったら
力を抜いてもたれかかってきた。

素直な時は、本当に疲れてる時。


和「さとぉ…」
智「んー?」
和「…この状況…、誰か入ってきたらどうする…?」
智「んー…マネージャーならいいかなぁ」
和「っふ…超冷静…」
智「ふふふ…」

トントントン

マネ「入りまーす」

ガチャ

智「入りまーすって…ダメだったらどうすんの」
マネ「だめ…でしたかね?」
智「まぁ、キミならだいたい大丈夫だけどね」
マネ「恐れ入ります♪」
和「もう始まる?」
マネ「はい。大丈夫ですか?」
和「ん、大丈夫」
マネ「この後、現場もどる前どこか寄りますか?」
和「んー?」
マネ「夜食は?」
和「あんま腹減ってないから…」
マネ「…昼も食べてないですよね」
和「ちょっ、と…そんなことないから」
智「…にーの。聞いちゃった」
和「…何も聞いてない」
智「いーや。」
マネ「…にのさん」
和「…ばか。始まるんでしょ、行くよ」
智「……」

まーた…無理してる。
にの付きのマネージャーは
本当にできる奴だわ。
俺らが気づけないこと教えてくれる。
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