第1章 【9】願いと流星群 前編
「ボク達が気にかけておくから心配しないで大丈夫だよ」
「「「「え?!」」」」
天の申し出に一同仰天する
「え、ダメ?」
「ダメじゃないというより、語彙力が飛んでいく位嬉しいですけど」
ファンから知り合い?!
え、まじですか?!
ちょっと、かなり意味わからない!!
至って平静を装つてはいるが、内心パニックだ
天の知り合いとかこの上なく嬉しい、いや死んでもいい
ファンの1人として“認知されていない”方が大多数なのに1人の人間として、1人の知り合いとして“認知”される
でも、こんな平々凡々な私が天の、TRIGGERの知り合いになっていいの?
「誰もダメだとは言わねぇけどよ_____」
「それは大丈夫。楽と龍の少なくてもどちらかいない時は会わないから」
私は天の回答を聞いて落胆_____