第2章 ドアはちゃーんと閉めましょう
ぱんっ、ぱんっと肌がぶつかり合う音が部屋中に響き渡る
俺の吐息との喘ぎ声が混ざり合う
この後に及んでやだと言い続ける
秘芽に手を伸ばし溢れ出た蜜を塗りつけると軽くイッたようで中がキュウキュウと切なそうに締め付けてくる
の手が俺の腕に触れる
触れられた所が熱くなる、どうしちまったのか
俺自身もこんなに気持ちいいって思うのは初めてだった
体の相性って本当にあるんだなと善がりまくって涙を流しているの顔を見ながら思った
俺の腰の動きに合わせてプルプル揺れるおっぱいの先端を撫でてやるとギュッと締まる
「っく…いきなり…絞めんな…」
「あっ…だって…じんぺいが…はっ、ん…」
イきそうなは腕を俺の首に回して抱きついてくる
これはの癖だな
「ほら、イキたいんだろ
好きなだけイケよ」
腰のスピードを速めると声にならない声をあげては絶頂に登っていった
その締めつけと中をの痙攣に耐えきれず欲の全てを膜越しに吐き出した
ぐったりとして苦しそうに息をするの頭を撫でるとすぅーと眠りに落ちていく
自分のシャツを着せて、先日と同じように自分のベットへ寝かせる
今度は逃げられてたまるかと自分の腕の中に閉じ込めた
この気持ちはなんなんだろう
避けられると腹が立つし、乱れるをもっと見たいと思ってしまう
モヤモヤして眠れそうになかったので、起こさないようベットから抜け出して冷蔵庫のビールに手を伸ばす
そう言えば降谷が、寝酒は良くないと言っていた気がするがあいつオススメの梅昆布茶なんてあいにくうちには置いていない
ビール片手にリビングのソファに腰掛けるとのカバンの中に一人暮らし様の資料を見つけた
出ていくつもりか…
新しい部屋が決まるまでって話だったし、しょうがないか…
なんとなく寂しさを覚えた