第2章 ドアはちゃーんと閉めましょう
ここ数日、には避けられまくってて顔を合わせていない
帰っては来てるみたいだ
萩原に今日は捜査で多分帰れないと思うと告げた
俺の予想に反してサクッと事件は解し、報告書をあげるだけだった
バタバタと出動の準備を始める萩原を見かけた
「今日帰れないと思うけど、チェーンはかけないでね」
と、言い残し去っていく
はどうせ今日も午前様だろう
どこで何してんだか知らねぇけど、女が1人で何日も出歩くのは少し心配していた
またどっかのしょうもない男に引っかかってるんじゃないかと
誰もいないと思っていた自分の家に明かりがついている
「ただいまー」
ガタガタと音がした
リビングに続く扉を開けると俺達が脱ぎ散らかした服をが片付けてくれていた
「あっ、陣平…おかえり…」
気まずそうに背中を向けられる
「なんで避けるんだ?」
持っていた荷物をその辺に投げ捨てにジワジワと詰め寄る
「別に避けてない」
「避けてるだろ?今日だって俺が帰らないって萩原から聞いたからまだ早い時間なのに、帰ってきたんじゃねぇの?」
人が話してんだ、こっち向けとの肩を掴んでグルンとこっちを向かせる
「っ、…」
なんて顔してんだよ…
耳まで真っ赤にして、少し涙目
目は合わせようとはしない
「なに?俺のこと意識して避けてんの?」
「避けてないよ」
「ふーん、どうみたって避けてるだろ?同じ家に帰ってきてんのに、全く顔合わせないもんな」
「……だって…どんな顔して陣平と会えばいいかわかんない…」
そう会話している間にジリジリとを壁際まで追いやる
の顔の横に肘をつきズイっと距離をゼロにする
ギュッっと目を瞑り、顔を横に背ける
顎を掴みこちらを向かせの吐息ごと食べた
俺の胸板を必死に押し返しているがだんだんと力が抜けていき気持ちいいって思ってしまうくらい舌が絡み合う
キスをしながらおっぱいに手を添えるとピクンと可愛い反応をする