第3章 幼馴染の話。
私は改札を通り、地元の駅で降りた。
改札を出るとよく覚えている顔が待っていてくれた。
「結、おかえり」
と優しい顔で微笑む。
「ただいま、秀ちゃん」
といい、秀ちゃんの方に近づいた。
彼は大石秀一郎
隣に住む幼馴染。私からするとお兄ちゃん的存在かな。
きっと彼にとっても妹みたいな存在であると思う。
「神奈川からここまでは遠かったか?」
「ううん、1時間くらいだからそんなでもないよ」
と他愛のない話をし、秀ちゃんの隣にある家まで送ってもらった。
「秀ちゃん迎え来てくれてありがとう!」
「いやいや、それくらいはさすがにするよ。明日練習試合見に来てくれるだろ?」
「もちろんだよ。それが目的で帰って来たからね」
「じゃあ、明日朝迎えにくるよ」
「え?いいの?じゃあお言葉に甘えちゃおうかな」
と笑顔で答えると
秀ちゃんは少し顔を赤くした。
「お、おう、、。じゃあ、また明日な。おやすみ」
「うん、おやすみなさい」
と言い久しぶりの実家に入った。