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囚われの妖精は今日も犯される
第5章 新しい先生
(…っ、この香りは…。)
犬は悪魔よりも嗅覚が鋭いため、より香りを強く感じる。
クリストフは息を荒らげた。
「どうしたのですか…?」
ジュリはクリストフの背中をさすった。
(普段ならこのようなことは…。しかし、もう我慢できない。)
そう言ってクリストフはジュリの手首を掴んだ。
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