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囚われの妖精は今日も犯される

第9章 真実


「待ってください!」

王宮の間の扉が開いた。

そこにはギードとジュリがいた。

「イザークさんを助けに来たわ!これまで私を助けてくれたイザークさんを見捨てて、逃げるなんて…できません」

「俺も同じだ。イザークと3人でここを出ると決めたからな。」

イザークは黙って2人を見つめた。
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