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囚われの妖精は今日も犯される

第6章 アランの伯父


ジュリは身体を捩らせた。

「ほら、早く答えて下さい。」

イザークは言った。

「ひ…っ、ぁ…右が…イザークさんで…左、ぁう…が、ギードさん…?」

ジュリが吐息混じりに言うと、ギードは首を振った。

「残念だったな。逆だよ、逆。」
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