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~桜の木の下で~

第5章 五里霧中



部屋に帰ってきた里白。

『ただいま〜』

『おう!おかえり。なに買ってきたんだ?』

『え?えーと…秘密です!あっ…』

里白は買ってきたものを隠そうとしたのだが…買ってきた物の1つが床に落ちてしまった。

『え?これって……』

さすがに悟浄もそれがなにか分かったようだ。

『里白…こういうのに興味あんの?』

そう言ってニヤニヤする悟浄。

『ちっ…違うんです!衣月が…悟浄と使えって…渡してきたんです…別に…私が使いたかったわけじゃ…』

慌てて否定する里白。

『へぇー…そっか…今度…使ってみる?』

『そういうのって気持ちいもんなんですか?』

『気持ちいらしいぜ?』

『へぇ……考えときます。』

『それは楽しみにしておかねぇとな…』

悟浄の心境は複雑だった。本当は今すぐにでも襲ってしまいたかった。
しかし、ここで襲ってしまったら…自分が今まで一夜限りの関係だけの女たちと変わらないと思った。
それではいけないと思っていた。
里白は大切にしたいと思う自分がいた。







その後夕飯を食べてからそれぞれの部屋に戻った。
その頃から急に大雨が降り出した。

『ねぇ、三蔵?どうしたの?浮かない顔して…』

『………』

『雨…苦手なっ…っ!?』

衣月が苦手なの?と聞こうとすると三蔵は衣月をベットに押し倒してキスをした。

深く深く…何度も何度も…


『ちょっ…さっ…んっ…ぞ…んぅ…』

三蔵はキスをしつつも衣月の法衣を器用に脱がせていく…

『ちょっ…とっ…まっ…んっぅんっ…』

衣月は抵抗するが男である三蔵には力では勝てなかった。

衣月はついに…アンダーだけが残り豊満な胸もさらけ出されていた。





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