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依存愛-彼と過ごした3000日-

第1章 夜暁


「ん……………ぁ……っ」




朝日が射し込むカーテンの隙間から漏れた小さな光。
頭がそれを認識する余裕もないくらいに。
軋むベッドに身を預けた。




「花」




もう限界、と訴えるように。
両腕で顔を隠すように交差させるけど。
その腕は簡単に剥がされて、ベッドに縫い止められた。

「…………っや……………っ」



「隠すの禁止」




「……………だって、も………っ、むり………っ」


「知ってる」


意地悪そうに細められた瞳に宿った小さな光。


わざとらしく私の下唇を舐めあげると、彼はそのまま、私を一気に奥まで貫いた。




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