第10章 赤司征十郎~黒子のバスケ~
「征十郎が忙しいのは知ってるし、会えなかったから知らないのも無理はないから。時々構ってくれるだけでも私は嬉しいから。それに、今こうして会えたから、もう幸せ。」
「っ!もう、寝ろ。寝るまで一緒にいてやるから。」
ねぇ、、お前の苦しみを僕が分かることはできないかもしれないが、こうして僕が側にいることぐらいはできるからいつでも甘えてよ。忙しいからって理由で会えないのも、僕は嫌なんだ。僕がお前と一緒にいる時間ぐらい作るからさ、甘えてくれないか。
これは僕の命令じゃない。願いだ。
END