第5章 宮地清志~黒子のバスケ~
俺の彼女、。俺、ドルオタ 彼女、アニオタ
告白したのは俺から、オタクの俺が告白してフラレる可能性が高かったのには顔を真っ赤にして頷いてくれた。
……その時はあいつがアニオタだとは知らなかったけどな。
がアニオタだと知ったのは彼女の家に行ったとき。俺の知らないマンガがところ狭しと並び、アニメのDVDが並び、パソコンのデスクトップが某アニメのパイナップル持ったキャラだった。
可愛くて、頭も良くて、俺には勿体ない彼女がアニオタだったことは俺の中でも驚きだった。
学校ではそんな素振り見せなかったからな。
今日は久々のデート。いつも何処に行くかは俺に任せてる。
だが、今日は彼女に成り行きで任せる。
あいつはアイドルはあまり興味が無いらしく、その話をしても相づちを打つだけ。話にはあまり関わらない。
興味の無いところに連れていっても楽しく無い。でもあいつは優しいから俺に気を使って文句なんか言わない。
たまには俺を振り回して欲しい。