第3章 黄瀬涼太~黒子のバスケ~
「ごめん。頭冷やさせて。このままだと私が平常心でいられなくなりそうだから。いっそのこと離れていいんだよ?私なんかよりもっといい人はいるから。
そう言ってっちは帰ろうとする。
帰したくなんか無いっスよ。
黄瀬「俺はっちが大好きッスよ。」
「……んで?」
黄瀬「俺はっちしか見てないッス。あの子達はただのファンだし、嬉しいのもモデルとしてッスよ。そりゃぁ女の子に囲まれて嬉しくないことは無いッスけど
こうして、触れたいと思うのはっちだけだしね?」(ギュウ)
「……!?」(赤面)
黄瀬「顔、赤いッスよ?」
「……ごめん。あんなこと言って。」
黄瀬「全然いいッスよ。それに……」
「?」
黄瀬「っちの独占欲も見れたしね。少しぐらい我が儘言ってくれてもいいんスよ?これからはもっとしゃべったりデートしよ?俺も時間作るから。」
「……。」(赤面)
黄瀬「デートしよ?」
「う、うん。」
黄瀬「今日は甘えていいんスからね?」