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軍神と夢魔~番外編~

第2章 安土と越後の姫


そんな時だった、
安土城の雲行きが突然怪しくなり始めた。

佐助「!?そんなまさか」
佐助はその様子に呆然となる。
雲行きの怪しさに佐助の頭に、
ある可能性がよぎったためだ。

舞「佐助君まさか・・・」
舞もそれに気づいたのだろう、
青ざめて佐助に問いかけた。

信長「・・・まさかわーむほーるとやらか?」
佐助「分かりません。
   ですが可能性が高いです」
謙信「わーむほーるだと・・・
   どういうことだ佐助」
佐助「俺にもよく・・・ただ可能性としては、
   俺と舞さん、そして葵さん、
   三人がこの場に集まったことが、
   原因かもしれません」

政宗「つまりお前らを排除しようとってことか?」
佐助「はい」
佐助がうなずいた瞬間だった。

一筋の雷光が、
佐助たちから離れたその場所に落ちた。
そしてその一筋の光が落ちてすぐ、
嵐は嘘のようにおさまり、
空には虹がかかっていた。

佐助「とりあえず、
   雷の落ちた場所にいきましょう」
佐助は眼鏡をかちゃりと動かすと、
他武将ともどもその場に向かったのだった。
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