第1章 大好きな白
葵はそんな謙信の様子が、
面白かったのだろうか、
尻尾を挿れたまま、
謙信の陰茎の竿の部分を手で触っていた。
射精できないもどかしい状態の、
謙信のモノはびくびくと動き、
その硬さのまま、
葵に早く出したいと、
そう訴えているようだった。
葵はその様子にうっとりとしていた。
だが、葵は気づくべきだっただろう。
モノではなく、
モノの持ち主の様子に・・・
限界はとうに過ぎ、
好き勝手するのを良しとしない謙信は、
葵の腕をつかむと、
乱暴に葵の身体を褥に押し倒した。
最愛の女であるために、
いつもは手加減しているが、
謙信が本気を出せば、
非力な葵などすぐに抑え込まれてしまう。
押し倒した反動で謙信のモノから、
葵の尻尾は抜けていた。