第3章 籠の中
「んんんっ、…んゃっ…あっ…」
「ふはっ♡なぁ。覚えてる?こーこ♡」
ある一点を白石の指が捉えるとサラの声が一層高くなった。気を良くした白石が擦りあげる度、ぐちぐちと水音が響く。
「んんっゃ、っ、あっあっ…」
「サラ?ほら、口休んでええんか?」
そう言われて慌てて舌を動かすが、もはや舐めているのか喘いでいるのか自分でも分からない。
「んぁぁっ、んんっ…や、あっ…~~~~♡」
呆気ないほど簡単にサラの体は弓なりにしなり、秘部からはぽたぽたと蜜が零れた。
「あーあ♡5分も我慢できへんかったん?変態やなぁ♡」
「あっぁ…はっ…ん、んんぅ…」
白石はサラの口から指を引き抜くと、上を向かせて至極嬉しそうに唇を貪る。飲みきれない唾液がサラの口の端からたらりと溢れた。
「5分も我慢出来んとだらしなく潮吹いてまうサラにはお仕置きやなぁ?」
「ひっ…あぅっ」
床に投げ出されたサラの前に白石が立ち上がる。何をされるかと震えるサラに思わず唇を舐めた。
「あー♡めっちゃ可愛え♡怖いん?サラが言うこと聞いたら痛いことなんかせぇへんで?」
そう言いながら自身のベルトに手をかける白石にサラは身を固くした。
「舐めて?」
「えっ…な、や、やだっ…」
屹立したらそれを鼻先に押し付ければサラは顔を引き攣らせて身を引いた。白石はその様子に舌打ちをし、サラの髪を掴む。
「はよ。舐めろっつってんねん」
「ひっ…」
見下ろす瞳の冷たさに恐怖を感じたサラは、観念したようにそっと舌先を白石のそれに這わせた。
「はっ…♡ええ子やな♡」
(変な、味…)
思わず顔をしかめるが、やめることは出来ず、何とか許してもらおうと必死で舌を動かす。
「サラ…そのまま、咥えて?」
「んぇっ…ぅ…」
一瞬迷ったが素直に口を開いて咥えようとするサラに、白石は満足げに目を細め…次の瞬間サラの頭を掴むと、その口奥深くまで自身をねじ込んだ。