第4章 君に捧げる恋歌(今川義元)
忍「!?」
忍は明け方、
下半身の痛みと違和感で目を覚ましていた。
あれは夢だと淡い期待を抱いたが、
下半身に残るねっとりとした液体と、
ひきつるような違和感が、
あれは夢ではなかったのだと、
忍を現実に引き戻す。
そこで忍は気が付いた。
忍のナカに、
いまだにナニかが入り込んでいることに・・・。
忍は恐る恐る視線を下におろすと、
自分のナカにすっぽりと入る義元のモノと、
そんな彼女を見つめる義元自身の目がうつる。
忍「ひゃっ」
義元の視線に驚き、彼女は思わず逃げようとした。
だがナカに入ったままの義元のモノと、
身体を襲う痛みがそれを叶えさせてはくれなかった。
忍「い・・・っ」
義元「無理しない方がいいよ?」
義元はまるで他人事のようにそう告げた。