第40章 はしたないのは?(明智光秀)
数日後
信長「光秀、貴様に会わせるやつがいる」
光秀「私にですか?」
信長「入れ」
しばらくして信長の声で、
入ってきた者は・・・
光秀「忍・・・?」
きらびやかな着物を、
纏った忍だった。
忍「え・・・光秀さん?」
忍も光秀も驚いていた。
信長「どうした阿呆のような顔をして」
忍「あの・・・縁談の相手が、
決まったと聞いたのですが・・・」
信長「そうだな。貴様の相手だ」
信長が扇子で光秀を指す。
光秀「はい?あの・・・
信長様おっしゃる意味が・・・」
信長「貴様と忍とで、
婚姻を結ぶといっておるのだ」
忍「え・・・ええ!?」
忍は驚き大声をあげる。
光秀も目を見開いていた。